TOYOTA GAZOO Racing
GR86/BRZ Cup 2025 第5大会 富士スピードウェイ
日時:2025年9月5日(金)~9月7日(日)
場所:富士スピードウェイ
イベント名:GR86/BRZ Cup 2025 第5大会 富士スピードウェイ

東海地区スバルグループとして出場する2025年シーズンは、この富士スピードウェイが初戦となった。このサーキットは、毎年ほぼ練習走行が出来ずぶっつけ本番の為、ドライバーには大変負担をかけているレースである。それに加え今年度はカート出身者、ワンメークレース経験者など、レベルの高いドライバーが多く参戦したため、予選を通過することも大変厳しいレースとなった。(参加台数67台、決勝45台)
ドライバーの岩崎選手(名古屋スバル半田店メカニック)は、今年度で3年目となり、レースの雰囲気にも慣れ、車のセッティングも過去の経験を活かし比較的早く決まった。金曜日の専有走行は、台風の影響で朝から降る雨が大変強く、専有走行をほとんどのチームがキャンセルする中、貴重な富士の練習走行な為、ドライバーの意思もあり走行することにした。天気予報では予選、決勝共に晴れの予報の為、事故を懸念して走行を迷ったが、結果的には事故もなく雨のセッティングを試すことができた。順位も6台中3位だった。
土曜日予選。今回、ブリヂストンのホイールRW007を初めて装着することができ、ドライバーも大変期待し予選に臨んだ。予選開始10分ほどしてからコースイン、常に上位に入る車両に付き、引っ張ってもらう作戦を取ったが、タイヤの状態が良い1周目に合わせきれなかった。予選結果はA組22位。無事予選は通過したが、大変厳しい予選結果となった。
日曜日決勝。予選44位の為、後ろを気にする必要はなく、スタートでジャンプスタートを決めるため、ドライバーは気合十分だった。スターティンググリッドには、スバルチームのプロクラス井口選手、久保選手がアドバイスと激励に来てくれました。グリッド上は、祭りのように一般の方が数多く入場され、改めてGR86&BRZcupの盛り上がりを実感しました。
レースでは、期待通りスタートに成功!前の2台を抜きもう1台という時に、直線のホワイトラインにのり、結果的には10秒のペナルティ-を受けることになった。その後、バトルを繰り返し37位でゴールすることができたが、10秒ペナルティ-の為、結果42位となった。
ドライバーは、ブリヂストンホイールの剛性によるスタートの成功や、コーナリングの安心感が次の鈴鹿につながると期待を持っています。
次戦、10/4、10/5は、ホームコースといえる鈴鹿サーキットの為、岩崎選手として初のポイントを狙っていきたいと思います。
今回も名古屋スバルのメカニック2名(中川四女子店 水谷、名古屋楠店 張山)が参加、レースでの緊迫した作業を経験し、また準備では、ミッションのオーバーホール、4輪アライメントの調整により足廻りのセッティングも素早く作業していた。
今後も引き続き、活動していきますので、応援の程、宜しくお願いいたします。
東海地区スバルグループ自動車部